神奈川県新人大会と第30回読売旗争奪中学生ハンドボール大会報告

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2015年11月22日、23日に行われた県大会と

12月25、26日に開催された読売旗大会の報告をします。

 

あっ、その前に1月4日のOB新年会では、楽しませてもらいありがとうでした。

「こんなことをしたくて、教員になったんだよなぁ」と感じた1日でした。

 

この県大会は県内各地区を勝ち抜いた8チームだけで行われるので、

初戦から準々決勝です。

 

準々決勝 浅野(横浜3位)15-13西中原(川崎1位)

 

県内屈指の強豪校に対して、チャレンジャーの浅野。大会初戦で、今シーズン初顔合わせということもあって両チーム手探りの立ち上がり。前半を1点ビハインドで迎えた後半にGKの連続好セーブをきっかけに浅野がリード。変則DFで巻き返しを図った西中原でしたが、これへの対策を練習してきた浅野選手が包囲網を突破し、追撃を振り切りました。

 

準決勝 浅野(横浜3位)12-17川和(横浜2位)

 

横浜市大会で敗戦を喫した川和中学との再戦。浅野の練習してきた「川和対策」が功を奏して前半は9-4とリードしました。ここまでリードしても相手の攻防スタイルが変わらないので、「イケる」感があったのですが、後半相手の攻撃パターンがモデルチェンジ。こちらの対策が空回りしているうちに失点を重ね、逆転負けを喫しました。

 

以上により神奈川県第3代表として、12月に開催される「読売旗争奪中学生ハンドボール大会」への出場権を獲得しました。

 

さて、次の大会は…

 

予選リーグ1戦目

浅野(神奈川3位)16-12野木(栃木4位)

 

6年ぶり!に出場権を得ての出場。私も緊張気味でしたが「審判がOBの中嶋さんが担当してくれる」と聞いてラクになりましたね~。事前に「浅野のOBだからといって意識し過ぎて(浅野に)厳しくならないよう、自然体で審判してね」とお願いしたとおりのナイスジャッジで安心してゲームに専念できました。

試合の方は、初対面の相手でしたが「栃木県ならこう(打つ&ポスト主体)じゃね」との予測で立ち上がったところ、これがビンゴで相手の得意攻撃を封じることに成功しました。序盤で点差を広げたので、ベンチ入りメンバー全員で交代しながら逃げ切りました。

 

予選リーグ2戦目

浅野13-10春日部(埼玉5位)

 

試合巧者の多い埼玉県。前日に見学ができたので、その「得意攻撃(打つのはエース、センターポストでズラしてくる)を封じる」作戦。実際に対戦し「エースの打ちは流し」の予測どおりのシュートが3本連続で入ってしまう。ズラしてくるのにズラされちゃう。と失点が止まらずに接戦となり焦りました。ハーフタイムで守りの指示を徹底したので、後半は失点が止まり、マイペースに持ち込むことができました。

 

予選リーグ3戦目

浅野12-16東久留米西(東京1位)

 

春日部よりさらに試合巧者の東久留米西。エースGKが負傷しているようで「枠内に投げれば入りそう」な控えGKの登場に「勝てそうな気分」になりました。序盤5-1とリードしていたところ、カット網を主体とする「組立局面から防御する。練習してきた組織プレーをさせないDF」を仕掛けられました。これで得点が止まってしまい、最後の頼みである個人攻撃で粘ったのですが、時間の経過とともにネタ切れ。最後は次々と失点して相手の思うつぼにはまってしまいました。

 

関東の上位校は、それぞれ持ち味があり、攻守ともに「その時にはこれ」という引き出しを持っていないと、苦戦を強いられることなになると、改めで勉強になりました。選手諸君とともに、さらに成長していきたいと考えています。応援していただいたみなさん、ありがとうございました。