中学春季大会報告

高校関東予選と同時期に、

中学県大会も開催されました。

 

【1回戦】 浅野 23-18 宮前平

事前の情報は「遠目から打ってくる」とのことだったので、

『打つ&ポストは守ろうぜ』の方針でスタート。

ゲームが始まると、初戦の緊張感からか『打つ&ポストで失点』

故に点の取り合いとなり、前半は 9-10 の1点ビハインド。

後半は相手の退場につけ込めたこともあり、着々と点差を広げて

安全圏に逃げ込みました。

【2回戦】 浅野 21-16 相原

大会の雰囲気に慣れたのか、このゲームは立ち上がりから好調。

前半16-6と大量リードをゲット。

ここで選手の総とっかえで後半戦へ。

ところが、このサブチームが苦戦。考えてみれば

サブメンバーにとって、久々の公式戦。やはりぎこちない。

5点差まで徐々に詰められて、多少ビビッたものの逃げ切りました。

【3回戦】 浅野 18-18 白鳥  7mtc 9-8

相手はシード校を破って勢いのある白鳥中学。

打力のあるエースプレーヤーをいかに抑え込むかをテーマに臨みました。

シュート力では白鳥。速攻やポストを絡めたコンビプレーなら浅野。

双方、勝利のチャンスがあったもののお互いに譲らず7mtcに突入。

最初の一人を浅野GKがファインセーブしたものの、

浅野の2人目も失敗し、2-2のスコアからサドンデス戦へ。

ここから双方6人ずつが決め続ける緊迫の展開。

そして浅野が決めて相手順番の時、浅野GK→気迫の一喝。

これで相手が臆したのか、そのシュートはクロスバーをたたき、試合終了。

【準々決勝】 浅野 12-15 共和

事前に相手を分析できたので、比較的安心してゲームを進めていける。

と思いきや、実戦は別物でした。

相手チームは想定内でしたが、我々のプレーが想定外でした。

最初の1点がなかなか入らないと、焦ってしまう心理。

あれれっという雰囲気のまま、いつか浅野のペースになるのではと

期待しているうちにゲーム時間がなくなっていきました。

 

中学の大会は次がラストです。

横浜市大会で5位以内に入るのは、キツイですが、

やりがいアリととらえて、練習を積んでいきたいと考えています。

高校関東大会結果

お久しぶりです。青木です。

今年の関東大会県予選もドラマチックな熱闘が繰り広げられました。

我がチームは残念ながら3回戦敗退でしたが、結局3位で関東行の切符を手にした桐光学園に食い下がり、「闘いの輪には加われた」と自負しています。

以下、戦績と戦評を記します。

【1回戦】浅野 29(18-2/11-10)12 茅ケ崎北陵

春休みに蓄えた力を見せつけるべく臨んだ初戦の前半、守っては失点2、そして速攻を中心に18得点とその目的を達成しました。 後半は、この春最も成長した選手の一人であるK選手を投入し、練習してきた「ちょっとツライ時に相手を攪乱してチェンジ・ペースを図る戦術」の試し切りとしたのですが、 そもそも「攻守に順調で困っていない」ことと「K選手が舞い上がって暴走し、相手を攪乱するはずが自ら混乱してしまう」ということで、後半はドタバタしただけで終わってしまいました。

【2回戦】浅野 20(9-6/11-10)16 生田東

昨夏のインターハイ予選、秋の新人戦でも対戦し、「なかなか侮れない相手」と覚悟して臨みました。 前回同様、「リードするもののぶっちぎれない展開」でしたが、粘り強く守り、安全なリードを保ちながら試合終了の笛を聞きました。

【3回戦】桐光学園 27(16-14/11-8)22 浅野

2月の第3シードを賭した県選手権ブロック決勝の再戦となりました。3月に組み合わせが決まってから「この日」に賭けていたのですが、1週間前の練習で「高三のGKが手指を骨折する」というアクシデントに見舞われました。 トレーナーによる渾身の処置により「がっちりテーピングしてスタンバイ」しましたが、スタートは最近成長著しい二年生GKに託しました。 そしてゲーム開始、両チームともクイックスタートを駆使したアップテンポな展開を身上とするだけあって目まぐるしい往復の連続となりましたが、 打力で勝る桐光学園のシュートに二年生GKが全く合わず、浅野攻撃陣も弱気になったところで一気に持っていかれ2-9とされ、たまらずタイムアウトを請求しました。 「GKが慣れるまで我慢。じわじわ追いかけて後半にひっくり返せればOK」として選手を送り出しました。 予想通り、二年生GKも好守を見せるようになり一転して得意の「守って速攻」の流れに持っていくことができ、(これは予想外に)前半の内に11-10(即ちタイムアウト後9-1)の逆転に成功しました。 今度は桐光学園がタイムアウトを請求し立て直しを図りましたが、ここが最大の悩みどころでした。 相手が、戦術上の「動き」があるときに、さらに先手を取って「こっちも変えちゃう」ことはよくあるのですが、9-1で絶好調のところを「変える勇気」がありませんでした。 前半終了のスコアが14-16、つまりタイムアウト後は得点3の失点6であったことを考えると、勝負師としてまだまだなんだなと反省しています。 後半浅野はスタートから三年生GKが登場して、次なるビッグウェーブが来るよう布陣を固めました。 かたや桐光学園も後半の早いうちからGKを代え反撃の芽を摘む態勢で、ゲームは前半の「激しい点の取り合い」から「手に汗握る1点の取り合い」になりました。 浅野GKが美守を連発し、速攻に持ち込み、「これを決めればまた波に乗れる」という雰囲気満々だったのですが…都合6発のノーマークシュートを桐光学園GKに阻まれ、残り3分4点差、 最後の抵抗もかわされ5点差で敗退しました。